社労士事務所のホームページは、STUDIOやWix、ペライチを使えば自分でも作れます。費用も月数千円ほどで始められます。ただ、「問い合わせを増やしたい」なら、自作が近道とは限りません。この記事では、自作が向く人・プロに頼んだほうがいい人を先にお伝えし、そのうえで自作ツールの実力と、つまずきやすい3つのポイントを説明します。

まず結論:自作が向く人・頼んだほうがいい人

自分で作って問題ないのは、次のような場合です。

  • とりあえず名刺代わりのページがあればいい
  • 事務所の存在を知ってもらえれば十分で、集客はほかの手段(紹介・SNS)で足りている
  • 作る時間があり、文章を書くのも苦にならない

反対に、次に当てはまるなら、プロに頼んだほうが結果的に早く・安く済みます。

  • ホームページから相談や問い合わせを増やしたい
  • 本業が忙しく、原稿づくりや調整に時間をかけられない
  • 何を載せれば選ばれるのか、正直わからない

士業のホームページは「見た目がきれい」だけでは問い合わせにつながりません。「この先生に相談したい」と思わせる中身の設計が要ります。ここが自作で一番むずかしいところです。

自作ツールの実力(STUDIO・Wix・ペライチ)

まず、よく使われる3つのツールの違いを押さえておきましょう。どれも「自分で作れる」点は同じですが、得意なことが違います。

  • ペライチ:1ページのシンプルなサイト向け。いちばん手軽で、迷いにくいです。
  • Wix:テンプレートが豊富で、複数ページも作れます。その分、設定項目は多めです。
  • STUDIO:デザインの自由度が高く、きれいに仕上がります。ただ、操作に慣れが必要です。

どれを使っても、月額千円〜数千円ほどで公開できます。「まず形にする」までのハードルは、昔よりずっと下がりました。問題は、そのあとです。

自作でつまずく3つのポイント

道具がよくなっても、つまずく場所は変わりません。多くの先生が、次の3つで止まります。

1つめは、原稿です。何を書けばいいかが決まらず、ここで数週間止まる方が多いです。取扱業務を並べるだけでは、依頼にはつながりません。「誰の・どんな悩みを・どう解決するか」を言葉にする必要があります。

2つめは、見せる順番です。同じ内容でも、載せる順番で問い合わせ数は変わります。訪問した人が「相談してみよう」と思う流れには、型があります。テンプレートを選んだだけでは、この流れは手に入りません。

3つめは、時間です。自作は無料に見えて、実際は自分の時間で払っています。仮に丸2日かかるなら、その2日を本業に使ったほうが、多くの場合は事務所の利益になります。

プロに頼むと、何が変わるか

外注というと「高い」印象があるかもしれません。ただ、価格の幅は作り方しだいで大きく開きます。制作会社なら30〜100万円以上、フリーランスなら5〜20万円ほどが目安です。

SR Site Studioは、社労士事務所が運営する制作スタジオです。1ページの制作を77,000円(税込)から、標準2〜4週間で公開しています。業界を知っているので、「社労士のホームページに何を載せれば選ばれるか」を、原稿の段階から一緒に考えられます。原稿は簡単な記入シート方式なので、先生が長い文章を書く必要はありません。

どちらを選ぶかの決め方

判断の軸は、ひとつです。「そのホームページに、集客の役割を持たせたいか」。

名刺代わりで十分なら、ペライチなどで自作すれば足ります。相談や問い合わせを増やす“営業の入り口”にしたいなら、業界がわかる作り手に任せたほうが、遠回りになりません。迷っているなら、まず相談だけしてみて、自分でやるか任せるかを決めても遅くありません。